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台南駅と市中心部

台南駅(臺南車站)のまわりは、市中心部のなかでも実用的なエリアです。在来線の列車はここに着き、バスはここから出て、ホテルもここに集まっています。きれいというより日常的な街並みですが、台南でも指折りの美しい建物、1936年築の駅舎そのものがあります。そして2026年10月、列車が地下に移ったことで、このエリアは大きく変わりました。旧市街は西へ歩いて15分から20分のところから始まります。

ひとことで言うと

  • 何がある:メインの鉄道駅、バスターミナル、ホテル、そして歩いてすぐの日本統治時代の建物がいくつか。
  • どこ:旧市街の東の端、中西区が東区と北区に接するあたり。
  • 泊まる理由:到着も出発も楽で、チェーンホテルや手ごろなホテルの選択肢が市内でいちばん多いこと。
  • 距離:赤崁楼と孔子廟の中心部まで歩いて15分から20分、バスかUberなら数分。

1936年の駅舎と新しい地下駅

2階建ての駅舎は1936年に建てられたもので、文化部によると、台湾に残る日本統治時代の2階建て駅舎はこれだけだそうです。2階にはかつて鉄道ホテルとレストランがあり、レストランは1986年に閉店しました。建物は国定古蹟です。

長年の工事を経て、2026年10月中旬に市内を通る線路が地下に移り、旧駅舎の真下に新しい台南駅が開業しました。新駅は歴史ある駅舎がランドマークであり続けるよう、低く、後ろに下げて建てられ、半地下の広場で旧駅舎とつながっています。旧駅舎は今は西口として使われていて、北門路側の1番出口がその中を通っています。修復はまだこれからなので、今のところホテルのあった階は外から眺めるだけです。東側では、かつての後駅が、国立成功大学に面した半地下広場の出入口になります。

工事はまだしばらく続きそうです。駅前広場は2027年末までに整備し直される予定で、同じ路線の地下駅はさらに2つ、林森駅と南台南駅が2029年と2030年に開業する予定です。

到着と乗り継ぎ

  • 高鉄(新幹線)から:高鉄駅から台南駅までは沙崙線の普通列車で約22分、NT$25です。当日の高鉄の切符があれば、市内へ向かう無料のシャトルバスも利用できます。
  • 市内バス:メインのバスターミナルは駅の向かいにあり、北站と南站に分かれているので、乗るバスがどちらから出るか確認してください。
  • 旧市街と安平へ:88番の安平線バスが駅と赤崁楼、孔子廟、延平郡王祠、林百貨を結び、そのまま安平まで走ります。

→ 台南への行き方 · 市内の移動

まわりの見どころ

  • 台南文化創意産業園区(臺南文化創意產業園區)。駅のすぐ隣、北門路二段16号。赤レンガの建物は、たばこと酒を扱った日本統治時代の専売局台南支局で、今は市定古蹟として展示やクラフト教室、小さな日本庭園、カフェがあります。市の観光サイトでは開館時間は08:00〜22:00となっています。
  • 台南公園(臺南公園)。駅から北西へ少し歩いたところにある、市内の大きな歴史ある公園です。日本統治時代に造られ、旧管理事務所も同じ時期のもので、市はその建物を1917年のものとしています。
  • 321巷芸術聚落(321巷藝術聚落)。台南公園の近く。日本陸軍歩兵第二連隊の将校のために建てられた日本統治時代の家屋群で、2013年からアート団体の拠点になっていました。古蹟を活用した宿泊施設にするため2026年3月1日に閉鎖されましたが、2026年8月、選ばれた事業者が契約の終了を申し出ました。市は新しい事業者を探していて、2026年末までの契約をめざしているので、今は閉まっています。出かける前にニュースを確認してください。
  • 国立成功大学(成功大學)。線路のすぐ東側で、キャンパスには日本統治時代の兵舎や昔の城壁の一部が残っています。→ 東区のガイド

歩いて旧市街へ

1番出口から南西へ向かうと、まず旧市街の官庁街に着きます。湯徳章紀念公園、国立台湾文学館、林百貨があるあたりです。そこから赤崁楼へは北へ、孔子廟へは南へ、どちらも少し歩くだけです。

  1. 駅から出発:広場から1936年の駅舎の正面を眺めます。
  2. 隣の台南文化創意産業園区で、コーヒーを飲むか、旧専売局の建物をのぞきます。
  3. 南西へ歩いて官庁街へ。博物館が09:00から開くので、最初の立ち寄り先にぴったりです。
  4. 時間帯に合わせて、孔子廟か赤崁楼へ進みます。

→ 林百貨と官庁街 · 中西区の旧市街

駅の近くに泊まる

趣よりも便利さを取るエリアです。夜遅く着く、朝早く発つ、一泊だけ、という場合にはかなうところがなく、旧市街へもいつでもすぐに移動できます。それでも、2泊か3泊の初めての台南なら、私たちは中西区をおすすめします。→ 台南でどこに泊まるか

出典

新しい駅について:CNA(中央通訊社)(2026年10月)、TVBS(2026年10月)、UDN(聯合新聞網)(2026年3月)。1936年の駅舎は、私たちの日本統治時代のページと同じく文化部の情報と、Travel Tainan:台南駅によります。周辺の見どころは Travel Tainan(台南文化創意産業園区)と交通部観光署によります。321巷芸術聚落は自由時報(2026年8月)によります。2026年10月確認。

知っておきたいこと

よくある質問

台南駅は地下化されたのですか?

はい。2026年10月中旬に市内を通る鉄道が地下に移り、旧駅舎の真下に新しい台南駅が開業しました。地下駅はさらに2つ、林森駅と南台南駅が2029年と2030年に開業する予定です。

昔の台南駅の駅舎は今も見られますか?

はい。1936年築の駅舎は国定古蹟で、今は駅の西口として使われており、北門路側の1番出口が駅舎の中を通っています。修復はまだこれからなので、2階にあった旧ホテルには入れません。

台南駅から旧市街まではどのくらいですか?

赤崁楼や孔子廟のあたりまで歩いて15分から20分ほど、バスかUberなら数分です。

駅周辺は泊まるのに便利ですか?

便利さでいえば、はい。チェーンホテルや手ごろなホテルの選択肢がいちばん多く、電車やバスの乗り継ぎもいちばん楽です。初めての台南で雰囲気を楽しむなら、中西区のほうが拠点に向いています。